2007年11月25日

RSIとダイバージェンス

今年の相場は、例年になく波乱万丈の様相を呈しています。
急落局面としては、中国に端を発する世界同時株安(2〜3月)、アメリカ発サブプライムクライシス(7〜8月)、世界を巻き込んだサブプライムクライシス第2派(11月現在進行中)の3度の大きな波がありました。
2,000pips以上も上下するような昨今の相場の流れの中で、いかに低レバレッジとはいえ、スワップ目的でポジションを保持し続けるのは、ナンセンスであり非効率です。
高値の天井で売り抜け、底値で買い戻し、為替差益を取りに行く方がよほど理に適っていると思います。
特にドルが崩壊しかかっているような、現在の状況では相場の先行きは未知数であり、価格調整前のレベルにいづれ戻ってくるだろうと安易に考えるのは非常に危険です。

それでは暴落前の天井を察知して高値で売り抜けたり、ポジションをひっくり返してショートで攻めることは可能でしょうか?
チャートを丹念に見てゆけば、大きな価格調整の前には何らかのサインを発していることが結構多いものです。

RSI.gif

AUD/JPY 日足

上のチャートは、オージー円の日足RSI(Relative Strength Index = 相対力指数)でRSIのパラメータは、一般的な14です。
チャートのA・B・C のラインの傾きに注視してください...
ローソク足に記したトレンドラインが右肩上がりなのに対し、同じ期間のRSIのラインは右肩下がりとなり、明らかなダイバージェンス(逆行現象)が見てとれます。
特にこの様に、RSIが70%以上の高値圏でダイバージェンスが現れた場合には、非常に高い確率でRSIの指し示している方向に価格調整が起こるといわれています

チャートは、何とも見事なタイミングで「もうそろそろヤバイヨ」と警告を発しているとは思いませんか?

オージー円だけでなく、幾つかのクロス円のチャートで同じ位置でダイバージェンスが現れていますが、全く現れてない通貨ペアもあります。
その通貨ペア独自の特殊な事情がないかぎり、大きな価格調整の際には、クロス円通貨はほぼ同じような動きとなります。
そういう意味で、クロス円では自分の保有ポジションのチャートのチェックだけでなく、主要な通貨のチャートのチェックは欠かせない事柄です。

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2007年01月21日

ボリンジャーバンドと順張りサイン

[ EUR/JPY ]

Bo.gif


上のチャートは、先週末(2007/01/17〜19)のEUR/JPYの30分足です。
EUR/JPYは、この週末、ボリンジャーバンド(以下ボリバン)での綺麗な順張りサインがでていたので取り上げてみたいと思います。
一般にボリバン逆張りのトレンド系分析指標として広く知られていますが、ボリバンの考案者であるJohn A Bollinger氏もその著書(http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103537)の中で述べているように、本来のボリバンの使い方は順張りであり、トレンド追随型の指標であるということです。

まず、チャートの○A○B に注視してください...
以前にも、何回か説明していますが、お決まりのように、ボリバンの上下バンド幅が極端に収束した後、次にこれが広がる時、価格が大きく変動しています。

[順張りのサイン]
ボリバンの収束は、今まで大きく動いていた価格が揉み合い(保ち合い)に入った時に発生します。
この状態をSqueeze(スクィーズ : 圧搾/絞る/圧迫)といいますが、すなわち、これは揉み合いでエネルギーを蓄積している状態にあるといえます。(売り買いのパワーバランスが拮抗している状態で、このパワーバランスが崩れた時レンジブレイクが起こる)
この上下バンドが絞り込まれたSqueezeの状態がボリバンの順張りサインとなります。

このサインは、基本的にすべての通貨ペアや時間軸で有効ですが、注意しなければならないのは、5分足などの比較的短い時間軸では、結構な割合で騙しが発生するということです。
ボリバンは著名な分析ツールであり、デイトレでは5分足を使って多くの人々が、そのサインにより売買を行っていると考えられますが、そのサインを利用して投機筋が反対売買を仕掛けてくることもあります。
ボリバンのサインは、30分足や、1時間足などの比較的長い時間軸で探す方が見付け易く騙しも少ないようです...
またこれらの時間軸によるサインでは、大きな利幅を狙うことができます。

[エントリポイント]
順張りのサインであるSqueezeの状態
の時には、価格が上下どちらに動くのか、誰にも解りません...
エントリの方法は、Squeezeの状態から価格が上下どちらかの方向に動いて、ボリバンを突き抜けた点をそのエントリポイントとします。
勿論、上バンドを突き抜ければ買い、下バンドを突き抜ければ売りのエントリとなります。
理論的には、直近の高値を上抜ければ買い、直近の安値を下抜ければ売り、という一般的なセオリーと相通ずるものがあります。
○A でいうなら、@を上抜けた時点で買いのエントリ、○B でいえばBを上抜けた時点で買いのエントリとほぼ同じこととなります。

[利確ポイント]
順張りのサインを探すのは比較的簡単ですが、最も難しいのが、利確ポイント
です。
利確ポイントにより、利幅は大きく変わってきます...
個人の裁量により大きな差異の出る部分であり悩ましいところでもあります。
○C の部分を見てください...
大きな上昇(下降)過程では、このような揉み合いや反落(反発)を交えて上昇(下降)してゆきます。(バンドを蔦って上昇や下降してゆく状態をBand Walkといいます)
○A の利確ポイントはAでも間違いではないのですが、○C の揉み合いを凌ぐかどうかによってその利益は倍以上、違ってきます...
まさに、その時々の、相場の流れやトレンドの強さを読む個々の裁量にかかっているといえるでしょう(しかし同時に、デイトレ必勝の本髄は、細かい利益を確実に積み重ねてゆくことにあるということも決して忘れないでください)
一般的に利確ポイントは、上昇(下降)過程でボリバンを大きく離脱したa bの部分となります。

○C は、見方を替えればエントリポイントにもなり得ます...
すなわち、上げからの揉み合いは上抜けサインでもあり、直近の高値であるAを超えたポイントで買いのエントリとなります。

[ストップポイント]
騙しによる反転に備え、必ずストップを置くようにしましょう...
ストップの目安は、通貨ペアや見ているチャートの時間軸によっても異なりますが、基本的にはエントリポイントから浅めなら20pips、深めであれば30pips程度 離した位置とします。

「テクニカル戦略」の過去のエントリからも解るように、ボリバンは順張りと逆張りの両方のサインを出します...
このことは、ボリバンが、うまく使えば力強い武器となり、一歩間違えると大怪我をしかねない諸刃の剣のような存在であることを示しています。
是非、ボリバンを自身の力強い味方に付けるために、過去のチャートをよく研究されることをお勧めします... 勝利の方程式を解く鍵は、他人の意見を鵜呑みにするのではなく、自分なりの必勝パターンを構築してゆくところに在ります。

(注) このブログは、決して記事に基いたトレードを勧めるものではありません... くれぐれも投資は、自己の責任の範囲でお願いします。

posted by 陰陽師 at 03:16| Comment(6) | TrackBack(0) | テクニカル戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

急騰、急落局面でのポジショニング

 GBP/USD

GBP_USD.gif 

上の図は昨夜(2006/11/08)のGBP/USDの5分足です。
まず、グリーンの大きな円の部分を注視してください...
お決まりのように、ボリバンの上下バンドの幅が極端に狭くなった後、価格が大きく動いています。
一旦、上方向に大きく抜けたかに見えたGBP/USDは、当日の高値付近ということもあり、急落に転じています。
こうした急落は、指標時やファンダメンタルでの悪材料が出た場合を除いて、下げ止まった後に反転して元値付近まで戻すことが多いようです。
急落局面では、通常@〜Bのように反発を繰り返しながら下げてゆきます。
昨夜のケースでは4回目でやっと本当に反転上昇しています。
急騰、急落局面での天井や底は、後に振返って見て初めて解るのであって、その時点では誰にも解りません...
では、このような局面でのポジションはどのように取ったら良いのでしょうか?
陰陽師は以下のような方法でポジション取りを行っています。

[ 急騰急落時のヒゲ理論による3分割エントリ ]
陰陽師は、急騰急落時の天井や底を狙う際、そのトレードで使用する資金を3分割してポジションを持つようにしています。
この方法は、いわゆるナンピンになりますが、最初からさらなる上昇や下落を見越してのナンピンですから、自分の思惑に反した値動きによる、やむ得ずのナンピンとは根本的に異なります(想定内の売り上がりや買い下がり)。
また、通常のナンピンに比べ、精神的な負担が少ないというメリットがあります。
喩えていうなら、馬券の3点買いのようなもので、1点買いに比べ当たった時の利益は減少しますが当たる確率が高くなります。
勿論、馬券と同様に当たらなければロスの部分はすべて損失となってしまいますが...
ポジション取りにおいては、ヒゲ理論のお約束通り、ボリバンを大きく突抜けたロウソク足の最先端を狙って逆張りのエントリとしますが、1度目の反発までは必ずスルーします。
また、反発を何回スルーするかは、その時の相場の流れや上げ下げのパワーによって異なりますのでいちがいにはいえず、見極めにはそれなりの慣れが必要です。
スルーした結果、そのまま反転した場合には、諦めざるを得ません。

上図の昨夜の例で、陰陽師が取ったポジションは、BCで、トレードで予定していた資金の2/3を使用したことになります。
たとえBのポイント(1回目のエントリ)で反転上昇した場合でも、それはそれで良しとします。
上昇過程の押し目や下降時の戻しで、利益の上積みを狙ったピラミッティングは行いません...
何故なら、中長期でのトレードと違って、デイトレの場合にはトレンドの持続時間が短いため、ピラミッティングは利確の際の自由度を阻害し、足枷となってしまうからです

陰陽師の損切りのタイミングは、3度目のエントリポイントであるロウソク足の最先端を超えて来た(割って来た)場合には必ず切るようにルール付け、その時には自分の相場の流れを読む力が不足していたものとして諦めるようにしています。
この手法は、それなりの経験を積めば勝つ確率は高いのですが、欠点は、やはりナンピンですから、損切りした時の損失が大きくなるということです

陰陽師は兼業であるが故に、限られた夜の時間しかトレードに費やす余裕がなく、あえてこのような危険なポジション取りもします。(虎穴に入らずんば虎子を得ず)
しかし、より安全なトレードを目指すには、ボリバンのバンド幅が30pips以上(5分足の場合)で、上下のバンドがほぼ平行なレンジ相場を選んでのトレードをお勧めします

 
*投資は、ご自分の責任の範囲で行ってください... これらの攻略法を用いて出た損失に対し、陰陽師はいかなる責任も取ることは出来ません。
posted by 陰陽師 at 15:09| Comment(13) | TrackBack(2) | テクニカル戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月30日

ヒゲ理論とデイトレへの応用

相場の予測で、最近ヒゲ理論が脚光を浴びているようです。
そこで、陰陽師なりのヒゲ理論をデイトレへ応用する方法を提言してみたいと思います。
その前に、ヒゲについての知識を確認する意味で下の図を参照して下さい。

Candle2.gif


まず、ロウソク足を理解するために以下の3つの基本をしっかりと押さえて下さい。

ロウソク足の実体部分が長いほど上昇パターンでは上昇のパワーが強く、下降パターンでは下降のパワーが強い
陽線のロウソク足では上ヒゲが長いほど売り勢力のパワーが強くなってきており、陰線のロウソク足では下ヒゲが長いほど買い勢力のパワーが強くなってきている
上昇相場の反転時には上ヒゲが長く、下降相場の反転時には下ヒゲの長いロウソク足が出現することが多い
ヒゲが長いほど、またロウソクの実体部分が短いほど相場が反転する確率が高い

ヒゲ理論とは古くは「酒田罫線法」http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=24で知られていますが、近年では、相場はは窓に対して引き寄せられる習性があり、ひげと反対方向に動く習性があるとする黒岩流「窓・ひげ理論」http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=4422&c=9784757302150で有名です。
これは、長いヒゲは相場の天井や底を示唆している確立が極めて高く、ヒゲを起点として相場が反転するという理論です。

株式相場の世界では、こうした相場の反転のサインとなる日足でのヒゲの発生を有料のメルマガで配信している有名サイトもあります。 http://www.higetrade.jp/為替相場の世界でも、同様のメルマガは、充分に商売として成立するのではないでしょうか...

ヒゲ理論をデイトレに応用するのは簡単です...
単に、2時間〜30分足程度の、デイトレとしては比較的長い時間軸で、相場の反転のサインとなるヒゲの発生を探して、次のローソク足が形成される瞬間に、逆張りのエントリーをするだけです。
当然、時間軸が短くなるほどサインの機会は増えますが、狙う利益幅を少なく調整する必要があるようです。

ただ、この時注意すべき点がいくつかあります。
このサインは、レンジ相場では非常に有効ですが、レンジブレイクしたトレンド相場の途中ではサインが頻発することもあり、まったく役に立たないということです。
また、レンジ相場だと思っていても、正にトレンドが発生しょうとする瞬間にも同様のサインがでることがあり、本物のサインかどうかの見極めが難しいという難点があります。
本物のサインかどうかの見極めのためには、次のローソク足が形成される直前の値動きを、より短い時間軸のローソク足(1〜5分足)で確認する必要があります。
より短い時間軸でヒゲが長くなる方向への値動きが確認されれば、本物のサインである確率が高いと言えるでしょう。

さらに、この攻略法には、以下のような欠点が明らかです
1:  相場の天井、底からヒゲの長さ分だけ利益が無駄になり、小さな反転では利益が出ない
2:  ストップの位置をヒゲの先端を基準にして取らざるを得ず、相場が反対方向に
行った場合にはヒゲが長いほど大きな損失となる
3:  利益確定の利幅をいくらにするべきべきかを決められない

ローソク足では、その形成の過程で、長いヒゲが発生するかどうかは、その時間軸でのローソク足の形成の完結を待たなければ判断することができません。
では、そのヒゲの発生を予測して、ヒゲの先端で逆張りのポジションを狙うことはできないでしょうか?
このことが可能なら、上の攻略法の欠点の2つを補うことができます。
また、何らかの利益確定のための判断基準があれば、もう一つの欠点をも克服することができるのです。

では、これらの欠点を補うための手法は存在するのでしょうか?
実は、陰陽師はその方法を、すでにデイトレで実践していますし、その方法こそがデイトレを制覇する最強の方法だと自認しています。
以下にその手法の概要を記述します。

「陰陽師のデイトレ攻略法」

この攻略法は、すべての時間軸のローソク足と、すべての通貨ペアで有効ですが特に値動きの活発なポンド絡みの通貨ペアが比較的、実践し易いのではないかと思います。
各通貨ペアで、微妙に値動きの特徴が異なりますので、最初のうちは自分の得意の通貨ペアをつくって、これにマトを絞ったトレード、また比較的値動きのある時間帯(16〜1時頃)での実行を、お勧めします。
ここではボリンジャーバンドRSI移動平均、等のテクニカル分析についての詳しい説明は避けますが、自身がこれらについての知識が不足していると感じられた方は別途調べてみて下さい。

[トレンドの確認]
まず、ロウソク足のチャートを表示し、日足、4時間足、1時間足、... と長い時間軸から、短い時間軸の方向でチャートを確認し、その日その時の、およそのトレンドの方向と強さを確認します。
この攻略法は逆張りになりますが、逆張りで狙った方向がトレンドと一致した場合には、より安全で確実なトレードとなります。
また、比較的弱いトレンドやレンジ相場では、上下どちらの方向でも狙うことができます。
一方的な強いトレンドの出ている相場や指標時には、この攻略法は通用しませんので諦めて下さい

[テクニカル分析指標]
チャートの確認の際、ボリンジャーバンド(以下ボリバン)を表示します。
ボリバンのパラメータは 20:±2 とします。
同時に、20日移動平均5日移動平均を表示して下さい。
20日移動平均はボリバンのセンターラインとなり、5日移動平均はほぼロウソク足の動きに追随したラインとなります。

[エントリーポイント]
ポジションのエントリー
は、2時間〜5分足で、ボリバンの上下バンドから極端に突出したものをサインと見なし、できる限りロウソク足の実体の最先端を狙って、充分に引き付けて逆張りのポジションを取ります。
すなわち、上昇相場ではショート、下降相場ではロングのエントリーとなります。
これには、かなり俊敏さが要求されますが、慣れれば最先端に近い位置でのエントリーが可能となります。
目的の通貨ペアで、サイン発生時のロウソク足の生成過程を詳しく観察してみることをお勧めします
ロウソク足のヒゲの長さは、その形成過程では判断することが出来ませんが、ボリバンでは、95%の値動きは上下バンドの間に収まり、ボリバンから突出した部分は中心に向かって戻ろうとする力が働くために、非常に高い確率で長いヒゲを生成することとなります
または、相場の反転を示唆する、毛抜き天井や毛抜き底を形成することも多々あります
オシレーター系の分析指標であるRSIを表示し、サインの信憑性を確認することも有効です。
RSIのパラメータを14とし、上昇時70%以上(買われすぎ)、下降時30%以下(売られすぎ)を指し示していれば、本物のサインである確立が高くなります。

[ストップポイント]
陰陽師は、相場の流れや、トレンドの強さ、直近の高値安値を判断して損切りが必要であれば成行きで切るため、ストップは全く置きませんが、損切りが出来ない人は必ずストップを置くようにして下さい。
ストップポイントの目安は通貨ペアにより若干異なりますが、基本的にはポジションを取ったロウソク足の高値(安値)から5pips程度離した位置とします。

[利益確定]
ボリバンでの利幅
は表示している時間軸で最大、上下のバンド幅(途中でトレンドが発生した場合はそれ以上)が狙えますが、あまり欲張ると足元を掬われる結果となります。
よりシビアな利確を行うためには、ポジションを取った時間軸ではなく5分足のチャートでのクロージングをお勧めします
一般的には、20日移動平均を少し突抜けたあたりで利確すればほぼ安全です。
上値(下値)が重たいと感じたときには5日移動平均を目安に薄利決済を行います。

また、レジスタンスラインサポートラインサイコロジカルラインの近辺では多量のストップが置かれている場合があり、これを抜けた時には大きく利益を伸ばすことが期待できるので留意しておいて下さい。

[参考チャート]
下のチャートは2006年10月25〜27日のポンスイの30分足でのエントリポイントを表しています。
赤の矢印を表示している部分は急激なトレンドが発生していることを示しています。
ボリバンの急激な傾斜角度に注目すれば急騰、急落を見極めることが出来るはずです。
このような部分でポジションを取るのはかなりの危険を伴いますので、慣れないうちはトレードを避けてください。(サインが多発するため、本物のサインを見極めにくい)
これに対応するテクニックもありますが、やはり危険が伴うため、あえてここでは説明しません。
レンジ 相場では、ボリバンの上バンドと下バンドはほぼ平行となり弱いトレンド相場ではボリバンの傾斜角は緩やかなものとなりますが、これらの場合には比較的安全に攻略が可能です。

チャートの紺色の大きな円の部分に注目して下さい...
このように上下のバンド幅が狭くなった場合、次にバンド幅が広がる時に価格が大きく動いたりレンジブレイクが起り易いことを覚えておいてください。

GBP_CHF.gif


[その他重要事項]
デイトレで勝つために以下の事項を充分に理解し守ることが大切です。

1: 細かな利幅を着実に積み重ねることにより勝率を上げる
2: 損切りができない人は、必ずストップを置く
3: ポジションを翌日以降に持ち越さない
4: しっかりとしたコスト意識を持つ

デイトレでは時として大きな利幅を狙う場合もありますが、基本は大きな建玉で小さな利幅を確実に物にし、利益を積み重ねてゆくところにあります。

デイトレで常に勝ち続けることは不可能です...
チャートからチャンスを読み取る能力を養えば勝率は上がりますが、普通は勝率7割近くあれば上々と考えてください。
自分の平均的な勝率に基き、トータルで勝つための利幅と損切りのポイントとのバランスを考慮することが大切です。

損切りができなくて、ポジションを翌日以降に持ち越してしまった場合、たいがいは元の位置まで戻ってくることが多いのですが、これには時としてポジションと反対の方向に大きなトレンドが出て、どうしょうもなくなり、今までの利益どころか原資まで飛ばしてしまうという危険が伴います。
わずかの損を惜しんで、取り返しのつかない愚を冒すことだけは避けたいものです。

デイトレのコストとは、往復手数料+スプレッド+αです...
+αとは、スリッページや価格の再提示によるロスと考えてください。
このコストが僅か1pip違っても月々、年間の損益に大きな差が生じます。
そういう意味では、取引する会社の選定は非常に重要です。
ちなみに陰陽師はSAXO系の2社をメイン、CMS系の1社をサブとして使っています。
SAXO系の最大のメリットは、サーバーが強く指標時にも1クリックでサックと約定することです。
また、指標時にスプレッドが広がるということもありません。
(ただし、取引高の少ない早朝の時間帯にはスプレッドが1pip広がるようです)
具体的には、デイトレ用(ミスター証券)、スイング用(JNS証券)が陰陽師のメイン口座です。
詳しいことは、過去ログの「FX会社情報」を御覧ください。

デイトレ用と中長期用の口座を分けるのには、それなりの意味があります... 何故なら、一つだけの口座では証拠金維持率によっては、絶好のデイトレのチャンス到来時に、トレードを諦めなければならい事態も起こり得るからです... 資金を有効活用するために、専用のデイトレ用口座を設け、その口座は常にスクェアにしておく必要があるのです。


*投資は、ご自分の責任の範囲で行ってください... これらの攻略法を用いて出た損失に対し、陰陽師はいかなる責任も取ることは出来ません。

posted by 陰陽師 at 16:28| Comment(20) | TrackBack(3) | テクニカル戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

ボリンジャーバンドとスイングトレード

ボリンジャーバンドトレンド追随型の分析指標として広く知られており、陰陽師の最も多様するテクニカルの一つです。
ここでは、ボリンジャーバンドの理論的な詳しい説明は他に譲りますが、要は、移動平均を中心線とし、標準偏差±2の線で描画され、この上下2本のバンドの間に95.5%の値動きが収まるものと理解してください
一般的なチャート付随のものは、デフォルトのパラメータ(引数)が20;2.0(20日移動平均;標準偏差±2)となっており、このままで使えます。
( パラメータ = 一定の処理の要素となる数値 )
ボリンジャーバンドスイングトレードは勿論のこと、デイトレにも有効ですが、レンジ相場で最もその威力を発揮しますパンチ
理由は、レンジ相場の場合には、取ったポジションから逆方向に逃がす確立が極めて低いためです。

GBP/CHF

PonSui.gif 


上のチャートは、ポンスイの最近6ヶ月の日足と売買ポイントをあらわしています。
ポンスイは、ここ1年半ほど完全なレンジ相場が続いており、スイングトレードにこれほど適した通貨ペアは他に見当たりません手(チョキ)
また、いったん安値で拾えば、ずっと高いスワップを貰い続けることが出来るため、スワップ派にも絶大の人気があります。
基本的にボリンジャーバンドでは、上下2本のバンドにロウソク足がタッチするか突抜けた時が売買サインとなります。

より安全なトレードのためには、トレンドの反転を確認してからポジションを持つのも手です(Longなら陽線、Shortなら陰線を1本確認してからポジション取りを行う)
このチャートから、ポンスイは、およそ1ヶ月強に1度ロングポジションのチャンスがあることが解り、次の狙いは2.2600付近であることが予測できます。わーい(嬉しい顔)
ただ、ポンスイはこのチャートからも読取れるように、徐々にレンジ幅が狭くなってきており、近々レンジブレイクが起きる可能性もあり充分な注意が必要ですexclamation×2

USD/JPY

DoruEn.gif 


上のチャートは、ドル円の最近6ヶ月の日足ですが、レンジ相場以外では、ボリンジャーバンドの上下2本のバンドに、ロウソク足がタッチするか突抜ても売買サインにはならず、この位置でポジションをとれば、逆方向に大きく逃がすことになりますがく〜(落胆した顔)
チャートの1,2,3がその例です... バンドの動きに添うように日足が追随(バンドウォーク)しています。
陰陽師は、2の位置で逆張りになってしまいました...  この位置ではレンジ幅が狭くなり近々レンジブレイクが起きることをボリンジャーバンドは示唆していたのですが、陰陽師はこれを上抜けのサインと読み違えた訳です。ふらふら
ボリンジャーバンドは、慣れてくれば、レンジ相場以外でも充分活用できるのですが、その場合にはトレンドの方向と強さを常に意識しておかねばなりません(トレンドと逆方向のポジションは取らないこと)ひらめき
またMACDなどの他の分析指標と組合わせての判断も有効です。むかっ(怒り)


あなたも一度、ボリンジャーバンドをチャートに表示してみて下さい、きっと眼から鱗の新しいポジションが見えてくると思います。わーい(嬉しい顔)

(注) このブログは、決して記事に基いたトレードを勧めるものではありません... くれぐれも投資は、自己の責任の範囲でお願いします。
posted by 陰陽師 at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニカル戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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